COLUMNコラム

キャッシュレス決済と物々交換

消費増税が始まった10月以降、キャッシュレス決済各社は、

ユーザーの囲い込みを加速させています。

キャッシュレス決済には、

・nanacoやSuicaのような「電子マネー」系

・Visa、Master、JCBなどの「デビットカード・クレジットカード」系

の従来型のものから

・Apple PayやGoogle Payなどの「非接触型決済」系

・PayPayやLINE Payなどの「コード決済」系

の新興系があります。

 

海外のキャッシュレス化は日本よりも進んでいると言われ、来年の東京五輪に合わせて、

国内の各サービス業でもキャッシュレス決済がさらに加速していくものと考えられています。

 

私も時流に乗りキャッシュレス決済を以前よりよく使うようになり、

銀行で現金をおろす機会が以前よりだいぶ減ったように感じます。

 

預金残高を見たり現金をおろして使用しているうちは、「お金」というものを意識しますが、

キャッシュレス決済がさらに普及し、現金を介さない経済行動がさらに増えると、

ある意味物々交換の社会に近くなる気がします。

 

労働の対価は口座に振り込まれるけれど、一切目にすることはなく、

目に見えない仮想通貨でモノを買い、サービス提供を受け、不要なモノを売って・・・

 

時代が進むにつれて、遥か昔の物々交換の世の中に近付く、何とも不思議な感覚です。