COLUMNコラム

起業環境と起業する意味

少し古いデータになりますが、東京商工リサーチの全国新設法人調査によれば、

2017年の新設法人数は約13万社にのぼり、10年前の約10万社から徐々に伸びてきています。

 

この起業数の伸びには、

①社会環境の変化

とりわけ、高速インターネットやスマートフォンの急速な普及、成熟化により、事業を立ち上げる様々なハードルが下がっている

②資金調達環境

ベンチャーキャピタルの投資額の増加や、創業助成金、補助金の充実、調達方法の多様化など

が後押ししていると見られています。

 

では、起業する意味はどこにあるのでしょうか。

ただ単に、稼ぎたい、有名になりたい、社長の肩書が欲しいなどなど動機は色々とあるかと思いますが、

会社の経営は長丁場で、常にリスク、課題と隣り合わせで、モチベーションの維持がとても大切になってきます。

そのためには、「事業に対する想い」「揺るがない信念」を強く持つ必要があるかと思います。

 

起業することは決して流行り廃りでやることではなく、自分の内部から沸き上がってくる情熱や経営理念などを

如何に具現化するかに尽きるかと思います。

 

昨今では、「いかに収益を獲得するか」の会社運営よりも「いかに社会の課題解決に貢献するか」に重きをおいて

会社運営されている経営者の方が多い、

むしろ活躍されている、輝いている経営者の方は例外なくこの思想で経営されています。

 

弊社としても、引き続き社会の課題解決に全力で取り組まれている経営者の皆さんを

全力でサポートしていきたいと思います。